耐震等級3
高気密・高断熱
UA値 (外皮平均熱貫流率) : 0.40W/m2・K 以下
C値 (相当隙間面積) : 0.5cm2/m2 以下
経年劣化を楽しめる素材
流行に左右されないシンプルなデザインとカラーコーディネート
小さな家で大きく暮らす
建物が小さければそもそもの建築コストが下がる上に冷暖房エネルギーも少なくてすみますし、掃除する範囲も小さくなりいつも清潔な環境を保ちやすくなります。ご家族の距離も近くなるので普段はコミュニケーションがとりやすく、もちろんプライバシーを確保できるそれぞれの小さな個室があるのが前提です。
新築住宅を建てる方で一番多いのは子育て世代の30代~40代のご家族で、特に富山県では「40坪」というのがいまだに基準になっている気がしますが、極端にいえば15年~20年で子供たちが自立して家を出たらその後はご夫婦だけ、という事を考えると「25坪~30坪」でも必要十分な広さだと思います。
個人的にはさらに極端ですが、タイニーハウスやトレーラーハウスでも良いかなと思ったりもしますが、それはさすがに我が家含め子供がいるご家庭では無理があるので、現在と将来を考えたコンパクトな家と、外で過ごしたくなるアウトドア・エクステリア計画が健康的で豊かな暮らしにつながるという考えから、敷地内全体の提案を行っています。
近年はスマホやタブレット、携帯式ゲーム機等が普及し、防犯意識やコロナの影響もあり子供たちは家の中で過ごす時間が多くなっています。でもやっぱり子供たちは外遊びが好きで、環境さえ整えてあげれば外で過ごす時間を増やしてあげられます。もちろん子供に限らず家に閉じこもる生活と、適度に屋外でお日様の光や風を感じながら過ごす生活と、どちらが健康的な生活かは問うまでもありません。
冬場は日射が少なく雪も降り、夏場は全国的にも厳しい暑さとなる富山県ですが、だからといって外で過ごす事を諦める事はなく気候が穏やかな季節はもちろん、暑さや寒さが多少厳しいときでも、外で過ごす時間を楽しいものにするのは工夫次第です。その為には外まわり、お庭まわりにもある程度のコストが必要になってくるので、お家はコンパクトにコストを抑え、抑えた分をエクステリア環境整備につかう事で「小さな家で大きく暮らす」事につながり、より豊かで健康的な暮らしが実現できると考えています。